諏訪市場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/20 12:44 UTC 版)
諏訪市場 |
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店舗概要 | |
所在地 | 〒392-0131 長野県諏訪市大字湖南3873 |
開業日 | 2025年(令和7年)4月1日 |
正式名称 | 諏訪市場 |
施設所有者 | 諏訪市[1] |
施設管理者 | 諏訪市場運営委員会 |
前身 | 諏訪市公設地方卸売市場 |
最寄駅 | 上諏訪駅 |
最寄IC | 中央自動車道諏訪IC |
諏訪市場(すわしじょう)は、長野県諏訪市の市場。旧・諏訪市公設地方卸売市場の機能を引き継いで設置された。
来歴
- 1974年(昭和49年)に諏訪市が「諏訪市公設地方卸売市場」として開設。(株)丸水長野県水(長野市)や(株)三印(諏訪市)を卸売会社として水産物の卸売が、地元青果問屋(のちに(株)長野県連合青果への統合を経て(株)R&Cながの青果諏訪支社)を卸売会社として青果物の卸売を担い、近隣商圏への食料品供給を担ってきた。
- その後、取引額の減少、施設の老朽化により存置や整備について検討されてきたが、2022年(令和4年)11月の決定で、2025年(令和7年)3月市の公設市場としての廃止を諮問[2]。
- 2023年(令和5年)7月に青果卸売会社の(株)R&Cながの青果諏訪支社が同市場内でグループ会社の(株)大永に事業譲渡。
- 2024年(令和6年)3月末までで水産物卸売会社の(株)丸水長野県水が施設契約期間満了に伴い撤退[3]。水産は三印による卸一社制に。
- 2025年(令和7年)3月 公設廃止後の施設名称について「諏訪市場」とすることを発表[4]。
- 同年3月末日地方卸売市場閉場、4月1日より市場法上の認可によらない民設民営の「諏訪市場」として開場[5][6]。土地所有者である市はオブザーバーとして関わる[6]。市場施設の管理運営は「諏訪市場運営委員会」が担い[1]、委員会の幹事会社は水産卸の三印がつとめる。
脚注
出典
- ^ a b “新市場の運営組織案示す 諏訪市”. 長野日報. (2024年5月17日) 2025年4月20日閲覧。
- ^ “諏訪市、公設地方卸売市場の廃止を諮問 取引額の減少、建物の老朽化…2025年3月末で”. 信濃毎日新聞. (2022年11月26日) 2025年4月20日閲覧。
- ^ “丸水長野県水、諏訪市公設地方卸売市場から3月末で撤退 公設廃止受け、松本市場に機能集約”. 信濃毎日新聞. (2024年1月12日) 2025年4月20日閲覧。
- ^ “新市場名は「諏訪市場」に 公設を廃止する諏訪市の地方卸売市場”. 信濃毎日新聞. (2025年3月14日) 2025年4月20日閲覧。
- ^ “諏訪市場民設民営スタート 開場式で発展願う”. 長野日報. (2025年4月2日) 2025年4月20日閲覧。
- ^ a b 「諏訪市場」民設民営、新スタート 開場式で発展願う 長野県諏訪市(長野日報) - Yahoo!ニュース
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