読み先行の数字学習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:40 UTC 版)
「聚楽式算術教授法」の記事における「読み先行の数字学習」の解説
数の系列を知らないものに数を教授することはできない。従ってまず1から10までの数の唱え方を十分に教え、これを順に唱えることができるようになったら、10,9,8,7……と逆に唱えさせる。これを行うと「5つという数は4つよりも1つ多い数で、5つは6つよりも1つ少ない数だ」というようなことが自然に理解される。1から10までを十分練習したら、同様に10,20,30,……90,100までを唱える練習をする。そうすると子供の頭の中に100=90+10だというようなことが知られるようになる。この反復練習は毎日行ってその順序を確実に記憶させておくことが必要である。
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