訳者による解釈の違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 03:57 UTC 版)
本田錦一郎の訳では作中の一箇所に「だけど それは ほんとかな。」と入る。その文は原作では「but not really」であるが、村上春樹の訳では「幸せに・・・なんてなれませんよね」となっている。本田錦一郎はあとがきにおいて、エーリヒ・フロムの著書『愛するということ』の文「愛とは第一に与えることであって、受けることではない」を引用し『おおきな木』にも通じていると述べた。「与えることに犠牲を見てはならない」とも述べている。
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