計算一般における継続
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 02:22 UTC 版)
Schemeによる次の式を考える: (+ 4 (+ 1 2)) この式を評価する際、まず (+ 1 2) が計算され、すなわち 1+2 が計算され、次にその結果に4を足して全体の計算結果が求められる。(+ 1 2) の評価が行われた段階での「残りの計算」を表現すると、 (lambda (v) (+ 4 v)) のようになる。この式はすなわち、値 v を引数に取り、それに4を足した値を返す関数である。実際、この後 (+ 1 2) の計算結果が v に代入されて、4を足した値が最終的に計算結果が求められるため、この関数は確かに (+ 1 2) を評価する段階での「残りの計算」の表現である。
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