西胡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/08 15:10 UTC 版)
「胡」は戦国時代、内モンゴルの塞外民族を指していたが（→北狄）、秦漢朝では特に匈奴を指すことが多くなった。唐代にいたり、シルクロードの往来が活発になると、「胡」は特に「西胡」ともいわれ、西方のペルシャ系民族（ソグド人）を指すようになった。彼らがトルキスタンから唐土に運んだ文物、風俗は「胡風趣味」として愛好され、胡服、胡笛、胡舞などが中国で一文化として根付いていった。
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