西府停留場とは? わかりやすく解説

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西府停留場

(西府停留所 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/17 17:01 UTC 版)

西府停留場・西府駅(旧)
にしふ
Nishifu
本宿 (0.9 km)
(0.9 km) 谷保
所在地 東京都府中市
所属事業者 南武鉄道
所属路線 南武鉄道線
キロ程 30.7 km(川崎起点)
開業年月日 1929年(昭和4年)12月11日[1][2]
廃止年月日 1944年(昭和19年)4月1日[1][2]
備考 南武鉄道線国有化時に廃駅[1]
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西府停留場(にしふていりゅうじょう)は、現東京都府中市西府町にあった南武鉄道(現在の東日本旅客鉄道南武線)の停留場である。

西府駅(川崎起点30.0km)とは約700m離れた、甲州街道がオーバークロスする西府橋の立川側にあった。その後駅に変更されたが、南武鉄道が戦時買収により国有化された1944年(昭和19年)に廃止された[1]

駅構造

  • 1面1線で、掘割の中にあった。

駅周辺

西府駅(旧)の存在した付近(2009年6月現在)

南武鉄道線がSカーブを描き、その中央で甲州街道と交差する地点で、当初より南武鉄道が掘割の中、甲州街道が一般的な河川と同様の橋(「西府橋」)による立体交差であった。当停留所はこの橋のたもとに設けられていた。周辺は一面の畑であった。

廃止後の1970年代から店や住宅が建ち始め、2009年現在では、甲州街道沿いには日本での1号店の流れを汲む店を始めとするファミリーレストランや、広い駐車場を持つロードサイド形式のコンビニエンスストア、車関係など、主要幹線道路沿いらしい店が目立つが、マンションも増えつつある。甲州街道沿い以外は戸建中心の住宅が主になっている。

2009年現在の最寄りバス停は京王バス中央・国17系統( 府中駅 - 国立駅)の「西府橋」。

歴史

現況

廃駅となって久しく、複線化時の掘割拡幅のため面影はほとんど残っていない。

隣の駅

南武鉄道
本宿停留場 - 西府停留場 - 谷保駅

脚注

  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、20-21頁。 
  2. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、69頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

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