行為功利主義と規則功利主義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:04 UTC 版)
「功利主義」の記事における「行為功利主義と規則功利主義」の解説
両者は功利原理(利益=善)の対象が異なる。前者は行為が利益をもたらすか(「それをすれば利益があるか?」)を基準にし、後者は「規則」(「皆がそれに従えば利益があるか?」)を基準にする。 例えば、行為功利主義では「貧しい人が子供のために食べ物を盗む」のは子供が助かるからかまわないとし、規則功利主義では「子供のためなら食べ物を盗んでもよい」という規則があれば窃盗が横行して治安が悪くなるからいけない、とする。 最善の結果をもたらす規則に従うべきとする。
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