血中カルシウム平衡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/25 22:30 UTC 版)
血中カルシウム濃度は、甲状腺の働きによりビタミンDやカルシトニンが関与することで平衡を保っている。 ビタミンDは血中カルシウム濃度が低い状態で関与しカルシウム濃度の低下を阻止する方向に働く。すなわち、 腸からのカルシウム吸収促進 骨からのカルシウム溶出促進 腎臓でのカルシウム排出抑制 カルシトニンは血中カルシウム濃度が高い状態で関与しカルシウム濃度のこれ以上の上昇に歯止めをかける方向に働く。すなわち、 腸からのカルシウム吸収抑制 骨からのカルシウム溶出抑制 腎臓でのカルシウム排出促進
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