藤身ヶ滝悲恋の伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/05 08:22 UTC 版)
昔むかし、あるところに藤という娘がいた。ある男に想いを寄せていたその娘が、その恋が叶うようにと滝の不動明王に願掛けをしていると、明王が現れ「東山の入口に松の古木がある。その松の木に石を投げ、その石が枝に留まり落ちてこなかったら願いはかなう」と言った。娘は何度も何度も石を投げたが、すべて枝に留まることなく落ちてしまった。悲嘆した娘はこの滝に身を投げてしまったそうな。それ以来人々はこの滝を藤身ヶ滝と呼ぶようになり、今では伏見ヶ滝と呼ばれるようになったそうな。
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