藤井勉とは? わかりやすく解説

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藤井勉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/14 02:23 UTC 版)

藤井 勉(ふじい つとむ、1948年5月8日 - 2017年9月12日)は、日本洋画家。自身の娘3人の成長を細密な描写により描いた油彩作品で知られている[1]

略歴

1948年昭和23年)5月秋田県仙北郡飯詰村天神堂、または仙南村[1](現美郷町)に藤井吉五郎の次男として生まれる[2]。六郷町立六郷中学校、秋田県立六郷高等学校を経て岩手大学教育学部特設美術科に進み、以後岩手県盛岡市を拠点として創作活動に入った[2]。代表作は「風」「剣」「寂」[2]

2017年(平成29年)9月12日心不全のため、盛岡市内の病院で死去、69歳[3]

エピソード

  • 幼少期の藤井が描いた吉祥画が本堂天井画板のひとつとして、美郷町金沢西根百目木の百記山等心寺(浄土真宗大谷派)に飾られている[2]
  • 2018年9月29日から2019年3月10日までサトエ記念21世紀美術館で「藤井勉展~家族の肖像・画家への追想~」が開催された[1]
  • 2022年10月29日から美郷町学友館にて特別展「ふるさと美郷の画家三人展」(渋谷重弘、髙橋清見、藤井勉)を開催。

おもな作品

  • 「祝婚歌」(油彩10号)
  • 「待宵草」(油彩15F)
  • 「夏の光」(油彩5F)
  • 「新雪」(油彩10F)
  • 「生ふたたび」(水彩50F)

参考文献

  • 仙南村村史編纂委員会(編) 編『仙南村郷土誌』仙南村、1992年7月。 . NCID BN09196585 

著書

関連項目

脚注



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