薬物や食物との相互作用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 01:26 UTC 版)
骨粗鬆症治療薬や一部の抗生物質や抗リウマチ薬が金属イオンと反応することで、それぞれの薬剤の効果を弱めたり強めたりする薬物相互作用を生じることがある。 牛乳やカルシウムを含むサプリメント 併用するとミルクアルカリ症候群(高カルシウム血症)を起こし頭痛や吐き気、食欲不振を起こすことがある。 炭酸飲料 中和作用が炭酸に対して使われてしまい、胃酸に対する効果が損なわれることがある。腸溶性の薬品は胃の酸性の状況下では吸収されないよう作られているが制酸薬と合わせて飲んだ場合は胃内がアルカリ性の傾向となるため、腸溶性薬品が腸まで到達しないことがある。
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