葉の細さについて
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 08:41 UTC 版)
本種の特徴は、外見では何よりその葉の細さにある。スゲ属はタガネソウなど特別なもの以外は、全て細い葉を持っているのであるが、それでもたとえばカンスゲでは6-15mm、カサスゲでは4-8mm程度はある。ホンモンジスゲ類は特に葉が細いのが特徴であり、本種とハコネイトスゲ以外にも○○イトスゲの名を持つものが幾つかあるが、それらもその葉幅は狭いものでも1mmを超え、普通は2mm前後である。本種に葉幅の狭さで迫るものとしては類縁は遠いがヒカゲスゲの近縁種であるホソバヒカゲスゲの0.5-1.5mmがある程度である。数値だけならハリスゲ類には葉幅1mmを下回るものが幾つかあるが、それらは全体に小型であり、さほど長い葉を出さない。
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