落合橋 (片貝川水系)とは? わかりやすく解説

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落合橋 (片貝川水系)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/22 13:28 UTC 版)

落合橋
落合橋を右岸(黒部側)から望む。
基本情報
日本
所在地 富山県魚津市黒部市
交差物件 片貝川布施川
用途 道路橋
路線名 富山県道2号魚津生地入善線
施工者 富山県魚津土木事務所
着工 1979年昭和54年)度
開通 1984年(昭和59年)11月26日
構造諸元
形式 RCT桁橋
全長 206.2 m
12.5 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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落合橋(おちあいばし)は、富山県魚津市経田と黒部市石田の片貝川布施川河口付近に架かる主要地方道魚津生地入善線である[1]

概要

  • 左岸:富山県魚津市経田[1]
  • 右岸:富山県黒部市石田[1]
  • 形式 RCT桁橋[2]
  • 橋長:206.2 m[2]
  • 幅員:12.5 m(うち歩道6.5 m)[1]

沿革

1884年明治17年)、富山県の補助と地元有志の出資によって橋長110間、幅員9尺の橋が架橋された。1888年(明治21年)橋長、幅員ともにやや拡大し、当時賃取橋だった上流側の布施川橋の往来を減少させたほどであった[3]1891年(明治24年)には、長さ110間強(約200m)、幅員2間(約3.6m)の橋が架設された[4]

その後、木橋に代わる鉄筋コンクリートの永久橋が1957年昭和32年)8月に着工、1958年(昭和33年)6月10日に橋長204m、幅員6m、橋脚15基、総工費4,900万円で竣工した[5]が、この橋も幅員が狭く老朽化していることから、1979年(昭和54年)度より富山県魚津土木事務所により現在の橋の架け替え工事に着手。財政難で一時1985年度の完成が危ぶまれていたが[6]1984年(昭和59年)11月26日の完成式、供用開始に漕ぎ着けた[1]

無雪害都市づくりの一環として路面に消雪装置を導入し、水はけを良くするため、緩いカーブの太鼓橋状になっている。また、橋脚と橋脚の間を広くし、出水の際に流木がつかえて流れを悪くしないよう工夫もされている。総事業費は約8億3450万円[7]

脚注

  1. ^ a b c d e 北日本新聞』1984年11月27日付朝刊16面『落合橋完成祝う 魚津、黒部を結ぶ』より。
  2. ^ a b FR16:川を渡る橋・富山県(2021年2月3日閲覧)
  3. ^ 角川日本地名大辞典 16 富山県』(1979年10月8日、角川書店発行)214 - 215ページ
  4. ^ 『魚津市史 下巻 近代のひかり』(1972年3月25日。魚津市役所発行)392頁。
  5. ^ 『魚津市広報 第140号』(1958年7月1日、魚津市役所発行)1ページ『落合橋完成』より。
  6. ^ 『北日本新聞』1984年3月30日付朝刊18面『財政難で工事遅れ 県魚津土木 片貝川落合橋の架設』より。
  7. ^ 『北日本新聞』1984年11月20日付朝刊12面『落合橋が完成 魚津市経田、黒部市石田間』より。

関連項目




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