萬日大師(まんにちだいし)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 15:41 UTC 版)
高野山金剛峯寺蔵。室町・桃山時代の木像で、真如様大師の形を踏襲している。椅子式の牀座・水瓶・木履はない。「紀伊続風土記」によると、ある行者が、弘法大師の像を約30余年間にわたり、礼拝したところ、空海が現れて「万日の功・真実なり」と言って、東方を向いた。行者が夢から覚めると、像の首が左に向いていたという伝承から、その像が、「萬日大師」と称されるようになったという。
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