萌えサミットとは? わかりやすく解説

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萌えサミット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/20 06:54 UTC 版)

山陽自動車道下松SA下り線に展示してある「萌えサミット」オリジナルキャラクター「くだり まつ」[1]

萌えサミット(もえサミット)は、山口県周南市で開催されていた、萌えをテーマとしたイベント。

概要

新世紀エヴァンゲリオンおおかみこどもの雨と雪キャラクターデザインなどを手がけたアニメーター貞本義行が同地の出身であることにちなみ、「サブカルチャーでの地域活性化」を目指して、周南青年会議所や徳山大学(現・周南公立大学)などによる実行委員会が中心となって2011年に開始した[2][3][4]。主たる会場はJR徳山駅前及び駅近くのみなみ銀座商店街[5]

本州の西の端・山口県にあるアニメ、マンガ、ゲーム、コスプレ、アイドル、その他もろもろサブカルチャーとしてのいろんな『萌え』を一堂に集めて、いろんな人に知ってもらい、自分の知らない新しいことや面白いことを見つけて、「こんな楽しいことがあるんだ」と思える、参加した人も、地元の人も元気になれるイベントとされている。毎年ゆかりのある声優らを招きトークショーなどを開催したほか、各地からコスプレイヤー痛車のオーナーなどが集まり[6]、2018年には1万1千人[7]、2019年には1万人[8]の来場者があった。

コロナ禍においても中断することなく継続されてきたが、「地域おこしに一定の役割を果たした」として2023年をもって終了することを決定[3]、2023年11月18日の「萌えサミットFINAL」をもって13年の歴史に幕を下ろした[2]

なお、「出張!!萌えサミット」と題した派生イベントが秋芳洞美祢市)などで開催されており、こちらは2024年3月にも開催された[9]

脚注

  1. ^ キャラクター”. 萌えサミット公式サイト. 2024年6月20日閲覧。
  2. ^ a b 山口の「萌えサミット」熱くフィナーレ 全国からファン1万人”. 朝日新聞デジタル (2023年11月21日). 2024年6月19日閲覧。
  3. ^ a b 山口県周南市「萌えサミット」13年の歴史に幕…サブカルで地域おこし「一定の役割果たした」”. 読売新聞オンライン (2023年11月17日). 2024年6月19日閲覧。
  4. ^ 萌えサミット9が徳山で開催されました”. 周南公立大学 (2019年10月24日). 2024年6月19日閲覧。
  5. ^ 萌えサミットFINAL”. 萌えサミット公式サイト. 2024年6月20日閲覧。
  6. ^ “「エヴァ」アニメーターの古里で「萌えサミット」 痛車、コスプレイヤー全国から集結”. 中国新聞デジタル. (2019年10月13日). https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=593107&comment_sub_id=0&category_id=1167 2019年12月21日閲覧。 
  7. ^ “山口)萌えサミットに過去最多の1万1千人 周南”. 朝日新聞デジタル. (2018年10月11日). https://www.asahi.com/articles/ASLBB3F59LBBTZNB003.html 2019年12月11日閲覧。 
  8. ^ “山口)周南で「萌えサミット」 コスプレイヤー360人”. 朝日新聞デジタル. (2019年10月16日). https://www.asahi.com/articles/ASMBF4Q41MBFTZNB00F.html 2019年12月11日閲覧。 
  9. ^ 3.10(日)2024出張!!萌えサミットin秋芳洞”. 一般社団法人 美祢市観光協会. 2024年6月19日閲覧。

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