荒井裕樹とは? わかりやすく解説

荒井裕樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/07 04:34 UTC 版)

荒井 裕樹(あらい ゆうき、1976年8月23日 - )は、日本弁護士東京永和法律事務所に在籍中に、升永英俊とともに青色発光ダイオード中村修二原告側弁護団を担当した。

人物

埼玉県出身。父親も弁護士。埼玉県立川越高等学校東京大学法学部卒業。在学中に司法試験に合格。司法修習(53期)終了後、2000年10月、第一東京弁護士会にて弁護士登録。東京永和法律事務所に入所して升永英俊の下で経験を積む。著書に『プロの論理力!』(祥伝社)がある。

2004年に青色発光ダイオード中村修二原告の弁護を担当し、一審で勝訴し話題となった(二審で和解)[1]

2007年11月からは、ブックフィールドキャピタル株式会社にも所属(現在は共同最高経営責任者)。2008年6月30日をもって東京永和法律事務所が解散した後は、TMI総合法律事務所には移籍せずに、ブックフィールドキャピタル法律事務所として登録している。2010年ニューヨーク大学にて経営学修士を取得。

2012年にパチスロ機メーカーユニバーサルエンターテイメント岡田和生ウィン・リゾーツスティーブ・ウィンとの各種法廷闘争でユニバーサルエンターテインメント側の代理人等を担当し[1]、のちにユニバーサルエンターテイメントの監査役に就任[2]

現在、株式会社WealthManagement代表取締役社長。コンサルタント、ファンドマネージャー、投資家として活動。 https://wealth-management.jp/lawyer.html

2024年12月17日に第一東京弁護士会は、非弁行為で業務停止3カ月の懲戒処分を科した。 2025年2月現在、所属事務所からも名前が抹消されている。https://www.asahi.com/articles/ASSDK1HS9SDKUTIL00HM.html [3]

著書

  • 『プロの論理力! トップ弁護士に学ぶ、相手を納得させる技術』祥伝社, 2005.9 のち黄金文庫
  • 『世界基準の「論理力」 武器としてのロジカルシンキング!』日経BP社, 2012.8

メディア出演

脚注

  1. ^ a b 『亀裂 創業家の悲劇』高橋篤史、講談社、2022年、p36-37
  2. ^ 日本と香港を股にかける“アンダーグラウンドの人脈と金脈”ビジネス・ジャーナル、2019.01.09
  3. ^ 「非弁行為」で弁護士を懲戒処分 LED発明対価訴訟に関与:朝日新聞”. 朝日新聞 (2024年12月17日). 2025年2月7日閲覧。

外部リンク





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