花ぐるま (芹洋子の曲)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 花ぐるま (芹洋子の曲)の意味・解説 

花ぐるま (芹洋子の曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/26 09:33 UTC 版)

花ぐるま
芹洋子シングル
B面 花の想い
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル キングレコード
作詞・作曲 滝田常晴(作詞)
小椋佳(作曲)
芹洋子 シングル 年表
少年少女
1979年
花ぐるま
(1979年)
進め!しんじ君
(1979年)
テンプレートを表示

花ぐるま』(はなぐるま)は、1979年5月5日に発売された芹洋子シングルひろしまフラワーフェスティバルテーマソング[1]

解説

花ぐるまとは、ひろしまフラワーフェスティバル(FF)のパレード用の山車のこと[2]。FFは1977年に始まり、第3回FFにおいて更に盛り上げる「フラワー賛歌」を作るためFF実行委員会が1979年に歌詞を公募、全応募数881件の中から愛知県の会社員・滝田常晴の作詞に決定した[1]。それを当時まだ銀行員と兼務していた小椋佳が作曲した[1]。当時小椋は『シクラメンのかほり』で日本レコード大賞などを受賞した後であるが、花ぐるまの作曲に起用された経緯についてはわかっていない[2]

第3回FF開会セレモニーで初めて芹洋子が披露し[1]、会場内やテレビラジオCMなどで多く使われ、公式パンフレットにも歌詞が掲載され、開会セレモニーの時にフラワー歌手などが歌うのが恒例行事になっている。芹は第3回以降も第4回及び第9回にもフラワー歌手に選ばれており[3]、芹にとってお気に入りの一曲で自身のリサイタルの冒頭でも歌い続けている[1]

広島市内では毎日午後6時(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島のみ午前9時30分)、防災用行政無線の点検のためワンフレーズだけ流されている[1][2][4]

収録曲

  1. 花ぐるま(3分15秒)
    作詞:滝田常晴/作曲:小椋佳/編曲:高田弘
  2. 花の想い(3分30秒)
    作詞:柏和江/作曲:荒木とよひさ/編曲:高田弘

カバー

FF参加者が自由にアレンジを加えて歌い踊るのも特徴であり[1][3]YOSAKOIバージョンなども存在し、2010年には神園さやかのカバー版がFF公式CDとして、他の公式ソングと合わせて発表された。

脚注

  1. ^ a b c d e f g 【特集】「花ぐるま」公式テーマソング、1979年に誕生”. 中国新聞 (2016年4月19日). 2021年7月16日閲覧。
  2. ^ a b c 広島市で毎日流れる時報、作曲者は銀行員だったあの有名人”. 中国新聞 (2021年5月2日). 2021年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月16日閲覧。
  3. ^ a b 「花のしらべ」19組が40曲 芹洋子さん「花ぐるま」高らか”. 中国新聞 (2016年5月5日). 2021年7月16日閲覧。
  4. ^ 広島市役所から流れている時報(オルゴール)について知りたい”. 広島市. 2021年7月16日閲覧。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  花ぐるま (芹洋子の曲)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「花ぐるま (芹洋子の曲)」の関連用語

1
78% |||||

花ぐるま (芹洋子の曲)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



花ぐるま (芹洋子の曲)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの花ぐるま (芹洋子の曲) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS