般若姫伝説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 05:45 UTC 版)
臼杵石仏を作ったといわれる真名長者の娘、般若姫は、その美貌が都に伝わり、朝廷から妃として所望されるが、長者は一人娘である般若姫を差し出すことを拒み、代わりにその姿を描いた玉絵箱を献上する。献上された玉絵箱を見た橘豊日皇子(後の用明天皇)は、身分を隠して臼杵に下り般若姫と結ばれるが、やがて都へ呼び戻される。皇子の子を身ごもっていた般若姫は、玉絵姫を産むと、皇子を追って都へ向かうが、船が嵐に遭い亡くなってしまう。一人娘の死を嘆き悲しんだ長者夫婦は、朝廷に玉絵箱の里帰りを願い出て、遺娘の玉絵姫とともに、玉絵箱を迎える。
※この「般若姫伝説」の解説は、「うすき竹宵」の解説の一部です。
「般若姫伝説」を含む「うすき竹宵」の記事については、「うすき竹宵」の概要を参照ください。
- 般若姫伝説のページへのリンク