舞台が未来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/31 06:01 UTC 版)
バローズは、「本質的にはSF作家ではない」、と評されている。多くの作品において、舞台は違えども、時代設定は現代(執筆当時)となっている(火星、ターザン、ペルシダーの3大シリーズの発端は、20年前から10年前になるが、いずれも現代の「わたし」(あるいはバローズ)が物語を読むか聞かされているか、あるいは調査している)。本作では舞台が未来に設定されており、この点でバローズの作品としては珍しい(ただし、『失われた大陸』"The Lost Continent"と未訳の"The Scientists Revolt"は未来が舞台であり、例がない訳ではない。また、『火星のプリンセス』と『類猿人ターザン』の間に書かれた、未訳の『トーンの無法者』 (The Outlaw of Torn) は、13世紀のイギリスが舞台になっている)。
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