自由反動の算出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 02:49 UTC 版)
自由反動を算出する方法は複数存在するが、運動量を算出する2つの式が最も一般的。 どちらの公式も同じ値を得られるが、短式は1つ、長式は2つの方程式を必要とする。長式ではまず小火器の速度が必要となる。小火器のvelocityが判明していれば、その自由反動は並進運動エネルギーの方程式で計算できる。 運動量の短式: E t g u = 0.5 ⋅ [ ( m p ⋅ v p ) + ( m c ⋅ v c ) 1000 ] 2 / m g u {\displaystyle E_{tgu}=0.5\cdot [{\tfrac {(m_{p}\cdot v_{p})+(m_{c}\cdot v_{c})}{1000}}]^{2}/m_{gu}} 運動量の長式: v g u = ( m p ⋅ v p ) + ( m c ⋅ v c ) 1000 ⋅ m g u {\displaystyle v_{gu}={\tfrac {(m_{p}\cdot v_{p})+(m_{c}\cdot v_{c})}{1000\cdot m_{gu}}}} → E t g u = 0.5 ⋅ m g u ⋅ v g u 2 {\displaystyle E_{tgu}=0.5\cdot m_{gu}\cdot v_{gu}^{2}\,} 値には: Etgu ジュール(j)で表す、小火器の並進運動エネルギー。 mgu キログラム(kg)で表す小火器の質量。 mp グラム(g)で表す弾丸の質量。 mc グラムで表す発射薬の質量。 vgu メートル毎秒(m/s)で表す小火器の速度。 vp メートル毎秒で表す弾丸の速度。 vc メートル毎秒で表す発射薬の速度、をそれぞれ代入する。 1000は方程式がキログラムとなるようにするための換算係数。
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