自性院 (東京都北区)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 自性院 (東京都北区)の意味・解説 

自性院 (東京都北区)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:24 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
自性院

所在地 東京都北区神谷3-45-1
位置 北緯35度46分12秒 東経139度44分01秒 / 北緯35.76997度 東経139.73356度 / 35.76997; 139.73356座標: 北緯35度46分12秒 東経139度44分01秒 / 北緯35.76997度 東経139.73356度 / 35.76997; 139.73356
山号 常住山[1]
院号 自性院
宗旨 新義真言宗[1]
宗派 真言宗智山派
本尊 不動明王[1]
創建年 安土桃山時代
開山 宥鎮
札所等 豊島八十八ヶ所霊場40番札所
法人番号 9011505000178
テンプレートを表示

自性院(じしょういん)は、東京都北区にある真言宗智山派寺院

概要

創建年代は不明であるが、1589年天正17年)寂の宥鎮の開山とされていることから安土桃山時代の創建と推測される[2]

本尊不動明王は水害を防ぐご利益があるとされ、「水不動」と呼ばれている。また心がけの良くない者は、枕の向きが変わるという逸話から「枕返しの不動」とも呼ばれている。また住職が無住だった時代に、無断で本尊が売られてしまったので、檀家の人が探していたところ、ある古物屋で「自性院、自性院」という声が聞こえたので、店に入ったところ、この本尊を発見し買い戻すことができたという[2]

境内には、数多くの石仏庚申塔が置かれている。庚申塔のいくつかは、この寺に元々あったものではなく、神谷村の各所にあったものを集めたものという[2]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 新編武蔵風土記稿 神谷村.
  2. ^ a b c 芦田正次郎、工藤信一 著『北区史跡散歩 (東京史跡ガイド17)』学生社、1993年、71-72p

参考文献

  • 芦田正次郎、工藤信一 著『北区史跡散歩 (東京史跡ガイド17)』学生社、1993年
  • 「神谷村 自性院」 『新編武蔵風土記稿』 巻ノ17豊島郡ノ9巻内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763977/97 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  自性院 (東京都北区)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「自性院 (東京都北区)」の関連用語

自性院 (東京都北区)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



自性院 (東京都北区)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの自性院 (東京都北区) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS