自己適用と再帰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:40 UTC 版)
「SKIコンビネータ計算」の記事における「自己適用と再帰」の解説
SII は引数をそれ自身に適用させる項である: SIIα = Iα(Iα) = αα この項を用いて SII(SII) と表される項は正規形を持たない。すなわち簡約が終了しないという性質を持つ。 S(K(SII))(S(S(KS)K)(K(SII))) は第一引数の不動点を与える項であり、Yで表す。Yコンビネータは次を満たす: Yx = x(Yx) このような性質を持つ閉項を不動点コンビネータといい、不動点コンビネータを用いることで再帰的呼び出しを含む項を定義できる。詳細は不動点コンビネータを参照。
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