腺房細胞癌とは? わかりやすく解説

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腺房細胞癌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 22:33 UTC 版)

腺房細胞癌(せんぼうさいぼうがん、英語: Acinic cell carcinoma)は唾液腺腫瘍の一つ。比較的まれな腫瘍。耳下腺で発生することが多い。緩慢な成長をし、時に疼痛圧痛を持つこともある。1972年のWHO分類では腺房細胞腫とされていたが、高分化で良性に見える病理組織でも再発・転移が見られ、1991年の分類から現在の名称となる[1]。漿液腺房細胞に類似した性状が特徴である。


  1. ^ a b 白砂兼光「10章唾液腺疾患 8.唾液腺腫瘍 4.悪性腫瘍 1)腺房細胞癌」『口腔外科学』白砂兼光古郷幹彦医歯薬出版東京都文京区、2010年3月10日、第3版、411-413頁。ISBN 978-4-263-45635-4NCID BB01513588
  2. ^ Coyne JD, Dervan PA (July 2002). “Primary acinic cell carcinoma of the breast”. J. Clin. Pathol. 55 (7): 545–7. PMC: 1769684. PMID 12101208. http://jcp.bmj.com/cgi/pmidlookup?view=long&pmid=12101208. 
  3. ^ a b c "Acinic Cell Carcinoma Overview." Acinic Cell Carcinoma Information Center. Web. 07 Dec. 2009. <http://www.aciniccell.org/overview.html>.


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