腐女子の性自認
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 08:51 UTC 版)
日本では、腐女子の大半は異性愛者であるという見解が定説になっており、同性愛者であるケースは少ないと言われてきた(また、中島梓は1998年の著作で、やおいを愛好する女性たちは、現実の男性の同性愛者に対しては興味を示さないことが多いと述べており、いわゆる「おこげ」とも異なる)。溝口彰子は、セックスを身体的行為であるとのみ定義づけるならば腐女子の多くは異性愛者だが(性自認は異性愛者)、セクシュアリティにファンタジーの次元を認める場合、「セクシュアル・ファンタジーがヤオイの男性同士の表象で占められている」女性たちを完全に異性愛者だとは断言し難いと述べている。
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