脱硝設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/23 01:59 UTC 版)
排ガス脱硝設備をHRSG内に設置する例は日本国内において多く見られる。排ガス中に含まれる大気汚染物質である窒素酸化物を選択触媒還元脱硝装置(SCR)にて分解するための触媒をHRSG内に設置する。触媒は340℃~400℃の間の温度で最高の性能を発揮する。この温度帯に触媒を設置するために、通常、HRSGの高圧蒸発器は分割して設置される。低温脱硝触媒を用いた場合、SCRを蒸発器と節炭器の間の175℃~260℃の環境に設置することが可能となる。
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