胴甲動物の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 14:19 UTC 版)
胴甲動物は、ごく小型の、円筒状の単純な外見の体を持つが、そこに多数の毛のような突起が生じている。これらが附属肢と認められている。その数は極めて多く、全動物中で最も附属肢が多い、とも言われる。 特に附属肢が集中して配列するのは頭部で、円環状に配列した針状の附属肢が複数列並んでいる。最前列に配置する八本が太く、先端は爪状になっている。それ以降の配列は種によって異なるが、複数の型のものが交じる。頭部に続く頸部には細長い羽状棘が出る。 これらの機能や用途に関しては、そもそもこの類の生活などがはっきり分かっていないため、不明である。
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