聖アンナ、洗礼者聖ヨハネといる聖家族 (マンテーニャ)

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聖アンナ、洗礼者聖ヨハネといる聖家族 (マンテーニャ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/14 14:23 UTC 版)

『聖アンナ、洗礼者聖ヨハネといる聖家族』

作者	アンドレア・マンテーニャ
製作年	1495-1505年
寸法	75.5 cm × 61.5 cm (29.7 in × 24.2 in)
所蔵	アルテ・マイスター絵画館、ドレスデン

『聖アンナ、洗礼者聖ヨハネといる聖家族』(せいアンナ、せんれいしゃヨハネといるせいかぞく、イタリア語: Sacra Famiglia con sant'Anna e san Giovannino) は、アンドレア・マンテーニャによる1495-1500年のキャンバス上のテンペラ画である。75.5 cm x 61.5 cm の大きさで、現在ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館にある^[1]。

歴史

マンテーニャは、個人的礼拝を目的とした作品を制作するため、『神殿奉献』の登場人物を小さなスペースに集中させている。聖母子の左側には聖ヨセフがおり、右側には洗礼者ヨハネと聖アンナがいる。聖ヨセフと洗礼者聖ヨハネは、鑑賞者をまっすぐに見ている。画家は、様々なコピーおよび変形作品で、この情景を反復しており、ヴェローナのカステルヴェッキオ美術館、パリのジャックマール=アンドレ美術館、トリノのサバウダ美術館などにそれらがある。

脚注

1. ^ Tatjana Pauli, Mantegna, serie Art Book, Leonardo Arte, Milano 2001. ISBN 9788883101878

表 話 編 歴 アンドレア・マンテーニャ
1459年までのパドヴァ時代の作品	『羊飼いの礼拝』(1450-1451年頃) 『聖ルカの多翼祭壇画』(1453-1454年) 『神殿奉献』(1455年頃) 『聖ヒエロニムスとトゥールーズの聖ルイのいる聖母子』(1455年頃) 『ゲツセマネの祈り』(1455-1456年) 『聖セバスティアヌス (ウィーン)』(1456-1459年頃) 『磔刑』(1457-1459年) 『ルドヴィーコ・トレヴィザン枢機卿の肖像』(1459-1460年頃)
1470年代までのマンドヴァ時代の作品	『聖ゲオルギウス』(1460年頃) 『東方三博士の礼拝』(1460年頃) 『聖母の死』(1462-1464年頃) 『フランチェスコ・ゴンザーガの肖像』(1460年代) 『カルロ・デ・メディチの肖像』(1459-1466年) 『眠る幼子といる聖母』(1470年頃)
1480年代以降のマンドヴァ時代の作品	『聖セバスティアヌス (ルーヴル)』(1480年) 『死せるキリスト』(1480年代初頭) 『聖母子と智天使』(1485年頃) 『洞窟の聖母』(1488-1490年) 『聖母子と聖ヨセフ、聖エリサベト、洗礼者聖ヨハネ』(1490年頃) 『ユーディットとホロフェルネス』(1495年頃) 『贖い主としてのキリスト』(1488-1500年) 『聖アンナ、洗礼者聖ヨハネといる聖家族』(1495-1500年) 『この人を見よ』(1500年以前) 『サムソンとデリラ』(1500年頃) 『美徳の勝利』(1502年) 『聖セバスティアヌス (ヴェネツィア)』(1490-1505年頃) 『アルトマンの聖母』(1495-1505年) 『キュベレ崇拝のローマ到来』(1505-1506年)