聖アンナと聖母子 (デューラー)
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『聖アンナと聖母子』(せいアンナとせいぼし、独: Anna selbdritt、英: Madonna and Child with Saint Anne) は、ドイツのルネサンス期の巨匠、アルブレヒト・デューラーが制作した油彩による絵画である。本来は板の上に描かれていたが、キャンバスに移し替えられている。制作年と署名は後に加えられたものであるが、「1519」という制作年はおそらく間違いない。画面に描かれているのは、聖母マリア、幼児イエス・キリスト、そして、ドイツでは特に崇拝された、マリアの母聖アンナである。本作はベンジャミン・アルトマンのコレクションにあったが、1913年に氏のほかの数々の名品とともにニューヨークのメトロポリタン美術館に寄贈された[1]。
- ^ a b メトロポリタン美術館の本作のサイト (英語) [1] 2023年1月16日閲覧
- ^ 『カンヴァス世界の大画家 7 デューラー』、中央公論社、1983年刊行、86頁 ISBN 4-12-401897-5
- ^ a b c 『カンヴァス世界の大画家 7 デューラー』、中央公論社、1983年刊行、88頁 ISBN 4-12-401897-5
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