羽地御殿とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 羽地御殿の意味・解説 

羽地御殿

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/29 01:45 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
羽地御殿
抱き茗荷
本姓 向氏第二尚氏
家祖 羽地王子朝元
種別 琉球王族
出身地 琉球王国首里
主な根拠地 琉球王国・首里
著名な人物 羽地王子朝秀、羽地王子朝美
支流、分家 向氏森山殿内、向氏内間殿内、向氏伊集家
凡例 / Category:日本の氏族

羽地御殿(はねじうどぅん)は、小禄御殿二世・尚弘業・浦添王子朝喬の三男・羽地王子朝元(三世)を系祖とする琉球王族第二尚氏の分家で、代々羽地間切(現:名護市羽地地区、屋我地地区)の按司地頭を務めた琉球王国大名

初代・朝元(三世)は1592年に羽地間切を賜り、以後代々羽地を家名とした。五世・朝泰の三女は尚質王の妃である。六世・朝秀は尚質王、尚貞王摂政を務め、琉球の五偉人の一人に挙げられる大政治家である。十二世・朝美も尚灝王の摂政を務めた。

系譜

  • 三世・羽地王子朝元
  • 四世・羽地按司朝安
  • 五世・羽地王子朝泰
  • 六世・羽地王子朝秀
  • 七世・羽地按司朝字
  • 八世・羽地按司朝維
  • 九世・羽地按司朝興
  • 十世・羽地按司朝季
  • 十一世・羽地按司朝英
  • 十二世・羽地王子朝美
  • 十三世・羽地按司朝照(朝美の弟・翁長親方朝典の次男。朝美の養子となる。)
  • 十四世・羽地按司(名不詳)
  • 十五世・羽地按司朝栓

※初代・朝元は小禄御殿三世なので、羽地御殿の系譜では三世から始まる。

参考文献

  • 沖縄県氏姓家系大辞典 編纂委員会『沖縄県氏姓家系大辞典』角川書店、1992年(平成4年)。ISBN 978-4040024707
  • 宮里朝光(監修)、那覇出版社(編集)『沖縄門中大事典』那覇出版社、1998年(平成10年)。ISBN 978-4890951017
  • 比嘉朝進『士族門中家譜』球陽出版、2005年(平成17年)。ISBN 978-4990245702
  • 宮里朝光編「向姓世系圖」 向姓世系圖刊行会 1993年

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「羽地御殿」の関連用語

羽地御殿のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



羽地御殿のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの羽地御殿 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS