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美加理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/30 02:20 UTC 版)

みかり
美加理
生年月日 (1962-03-27) 1962年3月27日(63歳)
出身地 日本 東京都東村山市
職業 舞台女優
ジャンル 舞台
活動期間 1979年 -
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美加理(みかり、1962年3月27日[1] - )は、日本舞台女優

経歴

東京都東村山市生まれ[1]。妹がいる[1]。中学生時代から演劇部で活動[1]1979年共立女子高校[1]在学中の17歳の時、「福井美加里」名義で寺山修司台本・演出によるパルコ・プロデュース『青ひげ公の城』でデビュー[1]新宿末廣亭で客席案内係をしていたこともある[2]。 その後は演劇舎蟷螂、流山児祥らの舞台に出演し、1990年宮城聰の「ク・ナウカ」創設に参加、主演女優として人形振りを演じ、「歌わないカナリア」と呼ばれた。客演として流山児演出『ハムレット』、松尾スズキ作・演出『ふくすけ』。2007年、ク・ナウカの活動休止に伴い、単独活動に入る。『遺産相続』他、映画出演もある。

圧倒的な身体表現力から、舞台・ミュージカル・テレビドラマなどで活躍中の俳優、成河が「あこがれていた」と言っている。

出演

舞台

  • 演劇舎螳螂『銀幕迷宮-キネマラビリンス-』(1983年) - ヤエ 役[3]
  • 演劇舎螳螂『改訂版・聖ミカエラ学園漂流記』(1984年) - 美村亜維子 役[4]
  • 流山児★事務所『悪魔のいるクリスマス』(1985年) - 少女 役[5]
  • 流山児★事務所『フェアリー・テイル』(1986年)[6]
  • 流山児★事務所『ラスト・アジア』(1986年) - マリコ 役[7]
  • 流山児★事務所『青ひげ公の城』(1989年) - 少女(第7の妻) 役[8]
  • 流山児★事務所『流山児ハムレット』(1990年5月) - オフィーリア 役[9]
  • ハムレット(1990年10月)[10]
  • 流山児★事務所『ザ・寺山』(1993年) - 修 役[11]
  • 流山児★事務所『青ひげ公の城』(1995年) - 第三の妻 役[12]
  • ク・ナウカ シアターカンパニー『サロメ:セ・グロテスク』(1995年)[13]
  • ク・ナウカ『マハーバーラタ』(2006年)[14]
  • 山脈の子―エレファント・プロジェクト Sahyande Makan- The Elephant Project(2008年)[15]
  • 江戸糸あやつり人形座『バッカイ』(2010年)[16]
  • 黄金の馬車(2013年) - カミーラ 役[17]
  • グスコーブドリの伝記(2015年) - グスコーブドリ 役[18]
  • メフィストと呼ばれた男(2015年) - レベッカ・フックス 役[19]
  • イナバとナバホの白兎(2016年)[20]
  • 冬物語(2017年) - ハーマイオニ(動き) /パーディータ(語り)役[21]
  • アンティゴネ〜時を超える送り火〜(2017年) - アンティゴネ 役[22]
  • ミヤギ能 オセロー 〜夢幻の愛〜(2018年) - 前シテ・後シテ[デズデモーナ](動き)[23]
  • 顕れ 〜女神イニイエの涙〜(2019年1月)[24]
  • マダム・ボルジア(2019年5月) - ドニャ・ルクレチア(ドニャ・ルクレツィア)役[25]
  • アンティゴネ(2019年9月)[26]
  • ペール・ギュントたち 〜わくらばの夢〜(2019年11月)[27]
  • マハーバーラタ〜ナラ王の冒険(2019年) - ダヤマンティ姫 役[28]
  • 夢と錯乱(2021年12月)[29]
  • 星座へ(2022年5月)[30]
  • 夢と錯乱(2022年10月)[31]
  • 天守物語(2023年5月) - 富姫 役[32][33]
  • マハーバーラタ〜ナラ王の冒険〜(2023年)[34]
  • 白狐伝(2024年5)[35]

映画

テレビドラマ

ラジオ

ゲーム

関連人物

脚注

出典

  1. ^ a b c d e f 週刊テレビ番組(東京ポスト)1987年5月15日号 26頁「プロフィール」
  2. ^ 演劇ぶっく8月号 (1987), p. 71.
  3. ^ 銀幕迷宮-キネマラビリンス-」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  4. ^ 改訂版・聖ミカエラ学園漂流記」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  5. ^ 悪魔のいるクリスマス」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  6. ^ フェアリー・テイル」EPAD。2025年1月13日閲覧
  7. ^ ラスト・アジア」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  8. ^ 青ひげ公の城」EPAD。2025年1月13日閲覧
  9. ^ 流山児ハムレット」EPAD。2025年1月13日閲覧
  10. ^ ハムレット」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  11. ^ ザ・寺山」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  12. ^ 青ひげ公の城」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  13. ^ サロメ:セ・グロテスク」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  14. ^ パリの夜刻む「非西洋」「ク・ナウカ」、新劇場で招待公演」朝日新聞社、2006年10月18日。
  15. ^ シャンカル・ヴェンカテーシュワラン「『山脈の子-エレファント・プロジェクト』」『次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-』(インタビュー)(インタビュアー:内野儀)、国際交流基金、2018年11月28日。
  16. ^ 人形+能+現代劇 江戸糸あやつり人形座が新作」朝日新聞社、2010年2月26日。
  17. ^ 黄金の馬車」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  18. ^ グスコーブドリの伝記」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  19. ^ メフィストと呼ばれた男」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  20. ^ 五大陸を代表する作品が静岡に、「ふじのくに→せかい演劇祭2016」開催」ナターシャ、2016年2月7日。
  21. ^ 冬物語」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  22. ^ アンティゴネ〜時を超える送り火〜」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  23. ^ ミヤギ能 オセロー 〜夢幻の愛〜」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  24. ^ SPAC宮城聰の最新作が凱旋、“鎮魂のための音楽劇”『顕れ 〜女神イニイエの涙〜』」ナターシャ、2018年12月26日。
  25. ^ マダム・ボルジア」『JDTA』早稲田大学坪内博士記念演劇博物館。2025年1月13日閲覧
  26. ^ 宮城聰構成・演出、SPAC『アンティゴネ』ニューヨーク公演スタート」ナターシャ、2019年9月27日。
  27. ^ アジア各国のアーティストが共同制作『ペール・ギュントたち』静岡で開幕」ナターシャ、2019年11月11日。
  28. ^ 久田絢子「池袋西口公園野外劇場の新たな門出を祝う『マハーバーラタ 〜ナラ王の冒険〜』」『SPICE』イープラス、2019年11月23日。
  29. ^ クロード・レジへ捧げる“静かなオマージュ”、SPAC『夢と錯乱』開幕」ナターシャ、2021年12月14日。
  30. ^ 宮城聰、3年ぶりとなる海外劇団の招聘に感慨「ふじのくに→せかい演劇祭2022」開幕」ナターシャ、2022年4月30日。
  31. ^ 人への信頼を蘇らせたい…宮城聰が思いを込める、美加理出演『夢と錯乱』開幕」ナターシャ、2022年10月15日。
  32. ^ 美加理「SPAC「天守物語」に出演 俳優・美加理さん」『LIVING静岡』(インタビュー)(インタビュアー:長谷川史)、静岡リビング新聞社、2023年4月13日。
  33. ^ 駿府城公園に立ち上がるSPACの野外劇『天守物語』、詳細が決定」ナターシャ、2023年3月14日。
  34. ^ SPAC『マハーバーラタ』東京駅を背景にした“東京芸術祭2023バージョン”が本日開幕」ナターシャ、2023年10月19日。
  35. ^ 「せかい演劇祭2024」よりオスターマイアー『かもめ』&SPAC新作『白狐伝』開幕」ナターシャ、2024年5月4日。
  36. ^ 「美加理の国のアリス」『演劇ぶっく』1987年8月号、演劇ぶっく社、70-71頁。

外部リンク




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