緒方太郎 (銀行家)
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緒方 太郎(おがた たろう、1919年7月10日 - 2003年12月8日)は、日本の銀行家。
経歴
東京都出身[1]。父は陸軍大将の緒方勝一。1943年に東京帝国大学経済学部を卒業し、同年に日本銀行に入行。短期現役海軍主計科士官(10期)を志願し、同年9月、海軍経理学校に入学し、1944年3月に卒業して海軍主計中尉に任官[2]。1945年(昭和20年)3月、主計大尉に昇進し終戦を迎えた[2]。
戦後、日銀に復帰し、1974年4月から1975年4月までに理事を務めた[1]。
1975年5月に千葉銀行副頭取に就任し、1976年4月には頭取に昇格[1]。1987年6月に会長に就任し、1991年6月に取締役相談役を経て、1997年6月には相談役に就任[1]。
1985年11月に藍綬褒章を受章し、1990年11月に勲二等旭日重光章を受章[1]。
2003年12月8日肺炎のために死去[3]。84歳没。墓所は多磨霊園[4]。
脚注
参考文献
- 『海軍主計科士官物語〈短現総覧〉』浴恩出版会、1968年。
- 人事興信所 編『人事興信録 第42版 上』人事興信所、2003年。
| ビジネス | ||
|---|---|---|
| 先代 岩城長保 |
千葉銀行頭取 第4代:1976年 - 1987年 |
次代 玉置孝 |
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