篦岳丘陵とは? わかりやすく解説

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篦岳丘陵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 07:17 UTC 版)

篦岳丘陵
松島周辺の空撮(写真上が北北東。2009年10月)。松島丘陵東端から旭山丘陵が延び、さらにその先に篦岳丘陵がある。
位置 北緯38度34分20秒 東経141度8分16秒 / 北緯38.57222度 東経141.13778度 / 38.57222; 141.13778
所在地 宮城県大崎市遠田郡涌谷町
プロジェクト 山
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篦岳丘陵(ののだけきゅうりょう)は、宮城県大崎市田尻町遠田郡涌谷町とにまたがる丘陵地である[1]。東西に長い丘陵地で、西側に標高224メートルの加護坊山、東側に標高236メートルの篦岳山の2つの主峰がある。これらの間はやや低くなっており、国道346号が南北に通っている。北側では迫川、南側では江合川がそれぞれ東流している。丘陵地の周囲は広大な水田地帯であり、山の頂上からは仙北平野全体を望むことが出来る。

奈良時代、当時日本では産出出来ないといわれていた黄金がここで産出され、奈良東大寺大仏建立のために749年に献上された。丘陵の南麓には黄金山神社があり、学術調査によって神社周辺で砂金が採れることが証明された。

南麓に涌谷城(涌谷要害)があり、戦国時代には大崎氏家臣の涌谷氏の居城、江戸時代には伊達氏家臣の亘理氏(涌谷伊達氏)の居城だった。現在、城跡は城山公園になっており、桜の名所でもある[2]

脚注

  1. ^ "篦岳丘陵"(コトバンク)『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』より。2025年7月12日閲覧。
  2. ^ "涌谷城"(コトバンク)講談社『日本の城がわかる事典』より。2025年7月12日閲覧。

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