箸袋・箸帯・箸飾り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:24 UTC 版)
割り箸は紙でできた袋(箸袋、箸包)に入っていることが多い。1916年(大正5年)に大阪の藤村という職工が駅弁用に袋に入れた箸を衛生割箸として意匠登録したことに始まる。 コンビニエンスストアで弁当などの付属品として提供されるものはポリエチレン製になっている。紙袋に入ったものは割り箸の一部が袋から露出しているものと袋に完全に封入されているもの(完封)がある。ポリエチレン袋に入ったものは全て密封されている。箸袋の中に爪楊枝が同封されていることがある。その際には爪楊枝で怪我をしないようにとの注意書きがある。 箸袋に「おてもと」と書いてあることがあるが、これは「手もとに置く箸」という意味の「お手もと箸」が省略されたものである。また、箸袋にはその提供元の店名やその連絡先(住所及び電話番号)が書かれていることもある。 日本料理店等では通常の箸袋ではなく箸帯(割り箸の中央部を巻きつけるもの)や箸飾り(割り箸の先端を通しておくもの)を用いているところもある。
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