笹原修三朗(ささはら しゅうざぶろう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/08 00:25 UTC 版)
「駿河城御前試合」の記事における「笹原修三朗(ささはら しゅうざぶろう)」の解説
駿河藩槍術指南であり、第4試合「がま剣法」のもう1人の主人公。齢30過ぎだが、鎌宝蔵院流中村派槍術の達人で長身白皙の美丈夫。愛槍「銀蛇号」を持って頑乃助に対して勝負を臨む。以前、千加の夫となった従弟・権八郎に槍術を教えたものの、槍を遣う事もできず権八郎は殺害されてしまう。それを聞きつけ、鉄砲組を引き連れて討ち取ろうとする者達を制止し、御前試合での決着の場を設けた。かつて、徳川忠長が久能山の家康廟を詣でた際、石段に一丈近くの大蛇が居座って通れない時があった。その時、槍を用いて大蛇の舌を突き刺して血を一滴も垂らさずに脇に退けた事がある。その一件後、修三朗の槍は「舌切り槍」と唱えられるようになる。
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