第6回東アジア競技大会野球日本代表とは? わかりやすく解説

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第6回東アジア競技大会野球日本代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/28 03:28 UTC 版)

第6回東アジア競技大会野球日本代表(だい6かいひがしアジアきょうぎたいかいやきゅうにほんだいひょう)は、2013年10月に中国天津で開催された第6回東アジア競技大会に出場するために編成された野球日本代表チームである。

概要

東アジア競技大会では野球競技が正式種目とされていなかったが、第6回大会で初めて正式種目に採用された。大会が10月前半に行われるため、プロ野球や学生野球からの選手選抜は当初から困難視されていた。そこで全日本野球会議において、6月に代表候補選手を社会人選手中心に選抜し、7月後半に代表候補合宿を実施、9月に代表選手を発表した。

24選手のうち学生からは山川穂高1人のみ選抜された。2012年第83回都市対抗野球大会以来社会人の全国大会で3季連続決勝を戦ったJX-ENEOSJR東日本からはあわせて7選出が選抜された。

試合はチャイニーズタイペイにこそ11失点の完封負けであったが、モンゴル相手に36-0、香港相手に18-0、グアム相手に12-0と大差の完封続きで予選リーグを5勝1敗と1位で通過し、準決勝でチャイニーズタイペイに雪辱を果たすと、決勝で韓国を破り優勝した。

代表メンバー

所属は大会開幕時のもの。

ポジション 背番号 氏名 所属チーム 備考
監督 30 小島啓民 長崎県庁
コーチ 31 早瀬万豊 日本生命
32 西正文 永和商事ウイング
33 堀井哲也 JR東日本
投手 11 石川歩 東京ガス のち千葉ロッテマリーンズ
14 浦野博司 セガサミー のち北海道日本ハムファイターズ
16 東明大貴 富士重工業 のちオリックス・バファローズ
17 片山純一 JR東日本
18 秋吉亮 パナソニック のち東京ヤクルトスワローズ
19 大城基志 JX-ENEOS
20 濱野雅慎 JR九州
21 吉田一将 JR東日本 のちオリックス・バファローズ
捕手 9 上田祐介 NTT東日本
27 中野滋樹 JR九州
28 二葉祐貴 トヨタ自動車
内野手 4 石岡諒太 JR東日本 のち中日ドラゴンズ
5 井上晴哉 日本生命 のち千葉ロッテマリーンズ
6 多幡雄一 Honda
7 田中広輔 JR東日本 のち広島東洋カープ
8 川戸洋平 Honda
10 岡崎啓介 日立製作所
25 山川穂高 富士大学 のち埼玉西武ライオンズ
29 渡邉貴美男 JX-ENEOS
外野手 1 大河原正人 東芝
2 堀越匠 新日鐵住金鹿島
3 井領雅貴 JX-ENEOS のち中日ドラゴンズ
24 松本晃 JR東日本
26 松島圭祐 伯和ビクトリーズ

競技結果

  • 予選リーグ
第1戦(10月6日) 日本 36-0 モンゴル
第2戦(10月7日) 日本 4-0 中国
第3戦(10月8日) 日本 0-11 チャイニーズタイペイ
第4戦(10月9日) 日本 18-0 香港
第5戦(10月10日) 日本 6-3 韓国
第6戦(10月11日) 日本 12-0 グアム
  • 決勝トーナメント
準決勝(10月13日) 日本 6-0 チャイニーズタイペイ
決勝(10月14日) 日本 4-2 韓国

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