第4曲 第3変奏「イエス・キリスト、神の御子」(Jesus Christus, Gottes Sohn)
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「キリストは死の縄目につながれたり」の記事における「第4曲 第3変奏「イエス・キリスト、神の御子」(Jesus Christus, Gottes Sohn)」の解説
テノール・ヴァイオリン・通奏低音、4/4拍子 唐突に、伴奏が激しい上下動と走句をともなうイントロを奏で、死の恐怖と生命の戦いを暗示すると、生命の将軍たるイエスを讃えつつ、テノールが高らかに歌い出す。テノールのメロディラインはコラールとほぼ同じで、伴奏が変奏の対象となっている。伴奏が重奏で激しく軋むと、討ち取られた死の骸が静まり返った伴奏と長く伸ばされたテノールのメロディの前に晒される。曲を締めくくるハレルヤ頌は、勝利の凱歌の如く怒号の反復として表現されている。 イエス・キリストはこられ、私たちの身代わりとなって罪を除かれ、死の権威を奪われた。死の刺がなくなった。ハレルヤ!
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