第3表
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 17:58 UTC 版)
債務を認めた者または返済するようにという判決を受けた者は、30日以内に支払わなければならない。そうした手続きを経ても返済しない場合、債権者はその人を捕まえて、裁判に連れてくることができる。 債務者が判決に同意せず、かつ債務者の債務保証人がいない場合、債権者は債務者に15ポンドの木か鎖を取り付けて、行動を制限してもよい。15ポンドより重いものを取り付けてはならないが、債権者が望めばそれより軽くてもよい。債務者は彼が望む場所に住んでよい。債務者が生計を立てられない場合、債権者は1日に1ポンドの小麦を彼に与えなければならない。債権者が望むならばそれ以上与えてもよい。 3回目に市場が開く日、債権者達は債務者の体を切り刻むことができる。彼らが債権に相当する以上を切り取ったとしても、罪には問われない。 財産の所有権は、外国人に対して、永久に有効である。
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