第20代大統領選挙での辛勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:21 UTC 版)
「国民の力」の記事における「第20代大統領選挙での辛勝」の解説
詳細は「2022年大韓民国大統領選挙」を参照 国民の力は2021年9月15日から党内選挙によって第20代大統領選挙の候補者を選別し始め、同年11月5日に尹錫悦を公認候補として選出した。これ以降、与党・共に民主党の公認候補である李在明との選挙戦が展開されたが、論点が「政策」ではなく家族を巡るスキャンダルの攻防レベルに留まった事から、選挙50日前の2022年1月18日時点ですら支持率1位が定まらない混戦模様が続いた。 2022年2月13日・14日にかけて第20代大統領選挙の候補者登録手続きが行われ、国民の力を始めとする各党が登録を行った。その際に国民の党の公認候補者である安哲秀が尹錫悦に対し野党候補一本化を提案し、一度は提案が撤回されたものの、同年3月3日に安哲秀の出馬辞退と尹錫悦支持が発表された。第20代大統領選挙は2022年3月9日に予定通り執行され、尹錫悦が共に民主党の李在明候補を0.7%の僅差で破り、国民の力が5年ぶりの政権交代を果たした。 選挙後、尹錫悦は3月13日に「政権引き継ぎ委員会」を発足するが、委員長に国民の党の安哲秀を、副委員長に国民の力の権寧世をそれぞれ任命した。4月18日、大統領選挙における「候補の一本化」を契機として、尹を支援した安哲秀率いる国民の党との合併を発表した。合併手続きは5月2日に行われ、5月3日に中央選挙管理委員会から手続き完了が広告された。
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