第18諸兵科連合軍_(ロシア陸軍)とは? わかりやすく解説

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第18諸兵科連合軍 (ロシア陸軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/30 17:08 UTC 版)

第18諸兵科連合軍
創設 1941年6月21日
所属政体 ソビエト連邦
ロシア
所属組織 ロシア陸軍
編制単位
兵科 諸兵科連合
所在地 クリミア共和国
通称号/略称 73954
上級単位 南部軍管区
戦歴 第二次世界大戦
ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 アルカジー・マルゾエフ中将(解任)
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第18諸兵科連合軍(だい18しょへいかれんごうぐん、ロシア語: 18-я общевойсковая армия)は、ロシア陸軍南部軍管区隷下。

歴史

第二次世界大戦

ザポリージャ方面の配置図
軍司令部だったハルキウの建物
レオニード・ブレジネフ政治部長

1941年6月21日、第二次世界大戦の影響に伴い、赤軍第18軍としてウクライナ・ソビエト社会主義共和国ハリコフ州で創設された[1]

同月から独ソ戦に投入され、1942年にドニエプル川西岸のザポリージャ方面を防衛した[1]

1943年2月に第18空挺軍、4月に第18軍と改称され、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国ハンガリー王国ポーランドチェコスロバキアを転戦して枢軸国に勝利し、戦後に解隊された[1][2]

ロシアのウクライナ侵攻

2023年8月、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、ロシア海軍第22軍団、動員兵を基幹にロシア陸軍第18諸兵科連合軍としてクリミア共和国で77年ぶりに再編され、第22軍団のアルカジー・マルゾエフ軍団長が司令官に就任した[2]

南部・ドニエプル川戦線

2023年9月、南部ヘルソン州に配備され、ロシア空挺軍と交代でドニエプル川東岸のクリンキ方面に展開したが[2][3]、10月に第70自動車化狙撃師団第26自動車化狙撃連隊のイゴール・メシュコフ連隊長が戦死した[4]。2024年2月にはウクライナ軍のドローン攻撃でマゴメド・マゴメジャノフ副司令官が戦死した[5]

東部・バフムート戦線

2024年8月、第40軍団が激戦地の東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、友軍の救援でバフムート南のトレツク方面に展開した[6]

編制

出身者

脚注




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