童形像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 00:52 UTC 版)
史料上は「童像」と記されるもののうち、袈裟を付けず柄香炉を持たない像で、元服前の19歳未満の姿とされる。絵画作例は少なく、最古の童形像は治暦5年(1069年)円快作で法隆寺絵殿に伝わった伝七歳座像で、法会の際には聖霊院に遷座した像と考えられる。これに類する像として、角髪を結い袍を着て笏をもつ執笏童形像とよばれるものも散見される。
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