窃盗の余罪で有罪判決
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「マブチモーター社長宅殺人放火事件」の記事における「窃盗の余罪で有罪判決」の解説
2005年6月27日、小田島被告人に対する論告求刑公判が開かれ、検察側は懲役6年を求刑した。検察側は論告で、「小田島被告人は、2004年9月から2005年1月にかけ、前橋市・高崎市などで計4件の民家に侵入し、現金約3万9000円などを盗んだ」と指弾した。 2005年6月30日、前橋簡裁(中野哲美裁判官)は、窃盗ほう助の罪に問われた被告人Mに対し、懲役2年8か月の実刑判決を言い渡した。この判決によれば、Mは2004年9月頃から2005年1月にかけ、小田島が前橋市など群馬県内4件の住宅で盗みをした際、小田島を乗せた車の運転手役を務めた。これを踏まえて前橋簡裁は「極めて計画性の高い悪質な犯行」と指弾した。被告人Mはその後、東京高等裁判所に控訴しなかったため、この実刑判決が確定した。 小田島の判決公判は2005年7月13日、前橋地裁(久我泰博裁判官)で開かれ、同地裁は「犯行は常習性の表れ」などとして、小田島被告人に懲役4年(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。小田島被告人はその後、この判決を不服として、東京高裁に控訴した。
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