空軍訓練集団とは? わかりやすく解説

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空軍訓練集団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/04 23:53 UTC 版)

空軍訓練集団
創設 1970年10月
廃止 1994年3月31日
再編成 2001年10月
所属政体 ドイツ
所属組織 ドイツ連邦空軍
部隊編制単位 師団コマンド
人員 軍人約10,500人
軍属約1,500人
所在地 ノルトライン=ヴェストファーレン州 ケルン=ヴァーン
上級単位 空軍局
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空軍訓練集団(くうぐんくんれんしゅうだん、ドイツ語Luftwaffenausbildungskommando略称LwAusbKdo)は、ドイツ連邦空軍空軍局傘下の集団(基幹単位の師団コマンド)の一つ。集団司令部はノルトライン=ヴェストファーレン州ケルン=ヴァーンに所在し、ドイツ連邦空軍における教育訓練業務を統括する。司令官には空軍准将が充てられる。

概要

空軍訓練集団はドイツ連邦空軍における中央訓練業務提供部隊として、他の基幹単位コマンドや中間単位コマンドおよび部隊・機関に必要な教育訓練を本集団が一括して実施する。

前身組織である空軍学校コマンド(Kommando der Schulen der Luftwaffe)は1956年6月1日に設立される。1962年11月に空軍局の再編成により空軍教育監(Inspektion Ausbildung der Luftwaffe)が設けられ、連邦空軍における技術教育や士官教育に対して責任を負った。しかし、1963年2月15日に発令された再編成命令により空軍教育監は廃止される。1970年10月1日に教育機関の再集中化を企図した政令第341号が発令され空軍訓練集団が編成される。1994年3月31日に第4次空軍編制の枠組みに基づいて空軍教育集団は解散され、隷下の部隊および機関は空軍局直轄となる。

第5次空軍編制により2001年10月に空軍教育集団は再編成される。

部隊および機関の編成

歴代司令官

氏名 着任 離任
司令官(第1次)
1 ゲルハルト・ランクット空軍少将
Gerhard Langguth
1970年 1972年3月31日
2 ペーター・フォン・リーリンスキョルト空軍少将
Peter von Lillienskiold
1972年4月1日 1974年9月30日
3 カール=ヘルマン・フリードリヒ空軍少将
Karl-Hermann Friedrich
1974年10月1日 1978年9月30日
4 ゲルト・ハーゼロフ空軍少将
Gerd Haseloff
1978年10月1日 1984年6月30日
5 ユルゲン・シュライバー空軍少将
Jürgen Schreiber
1984年7月1日 1986年9月30日
6 ユルゲン・シュネルドイツ語版空軍少将 1986年10月1日 1987年9月30日
7 ジークフリート・パッコールケ空軍少将
Siegfried Pacholke
1987年10月1日 1990年11月30日
8 de:Hartmut Olboeter空軍少将
1990年12月1日 1994年6月30日
司令官(第2次)
1 ボド・ブラス空軍准将
Bodo Blaas
2001年10月 (2002年以降は不明)
de:Heinrich Geppert空軍准将 2005年 2007年
ゲルト・ビショフドイツ語版空軍准将 2007年3月23日 2011年6月30日
de:Rainer Keller空軍准将 2011年7月1日 2013年6月30日

脚注

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