稲山文男
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/26 04:49 UTC 版)
稲山 文男（いなやま ふみお）は、日本の総務官僚。内閣府官民人材交流センター副センター長や、内閣官房行政改革推進本部事務局長、総務省行政管理局長を歴任した。
人物・経歴
長野県佐久市出身[1]。長野県野沢北高等学校在学中に父が病没し、母もがんで大学進学後に死去した[2]。1987年一橋大学法学部卒業、総務庁入庁[3]。国際労働機関総会日本政府代表顧問等を経て、2006年総務省人事・恩給局参事官兼内閣官房内閣参事官（内閣官房副長官補付）。
2007年総務省大臣官房参事官（任用担当）。2008年総務省人事・恩給局人事政策課長。2009年総務省人事・恩給局参事官兼内閣官房内閣参事官（内閣官房副長官補付）。2013年総務省人事・恩給局総務課長兼内閣府地方分権改革推進室参事官。2015年総務省東北管区行政評価局長。
2016年内閣官房内閣審議官（内閣人事局）。2019年内閣府官民人材交流センター副センター長[4]。2020年内閣官房行政改革推進本部事務局長[5]。2022年総務省行政管理局長[6]。2023年退官[7]。2024年簡易保険加入者協会監事[8]、日本郵便オフィスサポート顧問[9]。2025年情報公開・個人情報保護審査会第3部会長[10][11]。
脚注
- ^ 毎日フォーラム・霞が関ふるさと記 長野県（上）毎日新聞 2015年9月10日>
- ^ 親代わりの師 稲山文男日本経済新聞 2020年9月4日 2:00
- ^ 総務省、山下次官を発表 総務審議官は内藤・吉田両氏日本経済新聞2022年6月21日 20:07
- ^ 人事 内閣府毎日新聞2019年4月1日
- ^ 人事 内閣官房 毎日新聞2020年7月22日
- ^ 総務省人事（２８日付）朝日新聞デジタル2022年6月22日 5時00分
- ^ 人事 総務省毎日新聞 2023/7/1
- ^ 役 員 名 簿簡易保険加入者協会
- ^ 国家公務員法第106条の25第２項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の公表について
- ^ 公取委員長に茶谷栄治氏 9機関39人の国会同意人事案日本経済新聞2025年3月1日 1:39
- ^ 委員名簿（部会構成）令和7年4月1日現在総務省
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