稀勢の里の綱とり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 09:05 UTC 版)
「大相撲平成28年9月場所」の記事における「稀勢の里の綱とり」の解説
綱とりの大関稀勢の里は、初日に隠岐の海に完敗し黒星スタート。3日目も栃ノ心の変化についていけず3日目までに2敗を喫した。その後は4日目から7連勝と盛り返したが、11日目豪栄道に敗れ3敗となった。打ち出し後、横審・守屋秀繁委員長は「がっかりだ。今場所後(の推挙)はない。あとは来場所へつなげられるか」との見解を示した。さらに、二所ノ関審判部長(元大関・若嶋津)も「もう一つ二つ足りない。残り4番勝てば次の場所につながる」との見解を示し、今場所後の綱とりは絶望的になった。13日目に鶴竜に下手投げで敗れ4敗になり、八角理事長(元横綱・北勝海)は「仕切り直しだよ」との見解を示し、綱とりは完全に白紙となった。その後も14日目に日馬富士に一方的に寄り切られ5敗目を喫したが、千秋楽照ノ富士を破って10勝に終わった。
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