秘密真言金剛乗(タントラヴァジラヤーナ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 09:51 UTC 版)
「金剛乗」の記事における「秘密真言金剛乗(タントラヴァジラヤーナ)」の解説
オウム真理教では、修行の内容を小乗(ヒナヤーナ)、大乗(マハーヤーナ)、秘密真言乗(タントラヤーナ)、金剛乗(ヴァジラヤーナ)と体系化させ、さらに最も高度の修行の道として秘密真言金剛乗(タントラヴァジラヤーナ)を説き、そこではグルへの絶対的帰依が修行では求められた。これはオウム独自の言葉である。 ヴァジラヤーナとは、他人を救済するために身と口のカルマを積んで自己にカルマの清算がやってこようとも心が成熟するならばよしとする立場である。最終解脱へ到達するにはヴァジラヤーナはマハーヤーナに比べて断然早く、タントラヤーナの道を歩いても,最終的にはヴァジラヤーナの道に入らねばならないとし、合わせてタントラ・ヴァジラヤーナと呼んだ。
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