福満寺_(柏市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 福満寺_(柏市)の意味・解説 

福満寺 (柏市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/24 06:45 UTC 版)

福満寺
所在地 千葉県柏市大井1708
位置 北緯35度51分11秒 東経140度00分15.5秒 / 北緯35.85306度 東経140.004306度 / 35.85306; 140.004306座標: 北緯35度51分11秒 東経140度00分15.5秒 / 北緯35.85306度 東経140.004306度 / 35.85306; 140.004306
山号 教永山
院号 積善院
宗派 天台宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 桓武天皇の御代(781年 - 806年
開山 権大僧都尊慶
札所等 東葛印旛大師八十八ヶ所霊場第7・54番札所、関東九十一薬師霊場第79番札所、下総三十三ヶ所観音霊場第14番札所
法人番号 8040005013928
テンプレートを表示

福満寺(ふくまんじ)は、千葉県柏市にある天台宗寺院

歴史

桓武天皇の御代(781年 - 806年)、権大僧都尊慶によって開山された。印西市の泉倉寺の末寺である。中世に大いに寺運興隆したが、戦国時代以降、4回も火事に遭い、多くの寺宝を失っている[1]

中世期の寺運興隆を反映して、境内には多くの板碑堂宇を有している。中でも観音堂にある観音菩薩像は聖徳太子の作で、坂巻若狭守の守本尊と伝えられている。4回に及ぶ火災の難を免れていることから「火伏せの観音」の異名を持つ。住職一代ごとの開帳しか許されない秘仏である[1]

かつての境内は、隣の大井香取神社の境内も含み、広範囲に及んでいた。当寺の山門鐘楼と一体化した鐘門となっている。当時の住職恵深が秘仏の観音像を背負い、房総三国(安房国上総国下総国)を巡錫して寄付を募ったという[1]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年、117-119p

参考文献

  • 沼南町史編さん委員会 編『沼南風土記』沼南町、1981年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  福満寺_(柏市)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「福満寺_(柏市)」の関連用語

1
78% |||||

2
2% |||||

福満寺_(柏市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



福満寺_(柏市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの福満寺 (柏市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS