神鶏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 06:46 UTC 版)
境内では、神の使いとしてニワトリが放し飼いにされている。三重県など8県の愛鶏家が結成する神宮奉納鶏保存会が内宮に神鶏を奉納している。2011年(平成23年)6月5日の奉納では小国鶏のつがい2組(4羽)とチャボ・オナガドリなど25羽が奉納され、境内に放鳥された。神鶏は木の上に止まり眠る。 式年遷宮の諸祭では、つがい22組44羽のニワトリが神使いをする。遷宮祭では、容姿・鳴き声ともに優れ、健康であるが祭典中はおとなしく気品良く振る舞い、可能な限り尾の長い純粋な日本のニワトリであることが条件とされる。各祭典でつがい1組のニワトリが「生調」(いきみつき)として竹の丸かごに入れて供えられ、祭典が終わると神苑に放鳥される。
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