神岡町立栃洞小学校とは? わかりやすく解説

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神岡町立栃洞小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/11 22:15 UTC 版)

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神岡町立栃洞小学校
国公私立の別 私立学校公立学校
設置者 三井鉱山神岡町
設立年月日 1896年
閉校年月日 1983年
所在地 506-1105[注釈 1]
岐阜県飛騨市神岡町和佐保[注釈 2]
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神岡町立栃洞小学校 (かみおかちょうりつ とちぼらしょうがっこう)は、かつて岐阜県吉城郡神岡町(現・飛騨市)に存在した公立小学校

概要

  • 元は三井財閥三井鉱山が、神岡鉱山栃洞坑の従業員の社宅[注釈 3]の児童のために設置された私立学校であった。1953年に神岡町に移管され、神岡町立栃洞小学校となる。1947年から1978年までは栃洞中学校を併設し、栃洞小中学校とも称した。
  • 神岡鉱山の合理化の影響で児童が減少し廃校。集落も1992年に無人となった。

沿革

  • 1896年(明治29年) - 三井鉱山の手により、吉城郡阿曽布村大字和佐保字前平に私立神岡尋常小学校が開校。
  • 1910年(明治43年) - 私立神岡第一尋常小学校に改称する。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 三井栃洞校に改称する。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 私立栃洞小学校に改称する。
  • 1949年(昭和24年)4月1日 - 私立神岡第一小学校に改称する。
  • 1951年(昭和26年)5月14日 - 隣接する神岡高等鉱山学校の火災の延焼により、校舎が全焼する。
  • 1953年(昭和28年) -
    • 校舎を再建する。
    • 神岡鉱山が私立学校法による学校法人設置を断念。神岡町に移管され、神岡町立栃洞小学校に改称する。
  • 1954年(昭和29年) - 校区が変更され、和佐保地区が麻生野小学校から移る。
  • 1983年(昭和58年)3月 - 神岡東小学校に統合され廃校。

その他

  • 三井鉱山が神岡鉱山従業員の児童のために開校した小学校(尋常小学校)は3校存在した。最初に開校した第一尋常小学校が後の栃洞小学校、最後に開校した第三尋常小学校が大津山小学校である。第二尋常小学校は漆山に存在したが、1927年に漆山坑が廃止されたと同時に廃校となっている。

脚注

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  1. ^ 現在の郵便番号
  2. ^ 現在の住所表記
  3. ^ 大まかには、前平、南平に2地区が存在した。

参考文献

  • 神岡町史 通史編Ⅱ (飛騨市教育委員会 2008年) P.207 - 219 239 - 243 

関連項目




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