磨耗剤型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/07 21:32 UTC 版)
酸化セシウムの微粉末を空気中に散布してエンジンに吸い込ませるとエンジン内部に詰り、エンジン内部を激しく削り取って損傷させる。効果が現れるまでに時間がかかるが、損傷したエンジンは全交換以外に修理する方法はなく、実質上廃車に追い込む。酸化セシウムは超微粒子であるため、通常のエアフィルターを通り抜ける。 セシウムの微粉末と硝酸カリウムなどの酸化剤を混合した状態で爆弾などに詰められて運用される。爆発すると酸化セシウムの微粉末になって散布される。人体に対しても塵肺や重金属中毒などを起こす可能性があるが、具体的な実験データが無いため詳細は不明である。
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