研究途上の例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 06:21 UTC 版)
パークス天文台では、2001年頃から、1000分の1秒しか観測されないごく短時間で大量の電波が放射される高速電波バースト(英: Fast Radio Burst、FRB)と呼ばれる現象を観測している。これも発生源が特定できていなかったが、2015年4月に観測されたFRB 150418の発生源が、2016年2月、スウィンバーン工科大学や日本の国立天文台、東京大学のグループらによって、おおいぬ座の方向にある50億光年離れた楕円銀河からのものであるとつきとめた、と発表した。まだ発生メカニズムはわかっていないが、連星中性子星の合体の可能性があるという。
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